子宮筋腫の手術をする前に…

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子宮筋腫の手術をする前に…

私たちは子宮筋腫の状態によって、手術を選択せざるを得ない状況になる場合も考えなくてはいけません。 そして子宮筋腫の手術は3種類あり…それぞれ「長所―短所」もあります。私たちはそれらを十分認識した上で、手術をしなければいけません。

○開腹手術による子宮全摘手術… ・長所=子宮自体を摘出するので、子宮ガンなどの心配がなくなります。そして筋腫による苦痛はもちろんのこと、生理の煩わしさから解放されます。また卵巣を摘出していなければ、ホルモンバランスの変化による体調不良も考える心配もありません。 ・短所=当然、子宮を摘出したので、妊娠/出産をすることはできません。さらに言うならば、女性としての生活スタイルが大きく変化すると考えられます(=若い女性には、お勧めできない手術です)。

○腹腔鏡手術…(膣より子宮に袋状のものをかぶせ、膣から引っ張って子宮を摘出する手術) ・長所=腹腔鏡手術は、筋腫部分だけを摘出します。従って、術後に妊娠・出産をすることができます。 ・短所=筋腫部分だけを摘出するため、再発の可能性があるといえます。また手術中、筋腫の大きさ・数量によって出血量が増える→開腹手術に比べて、危険を伴う可能性があります。 (腹腔鏡手術の条件として、自然分娩を経験して膣がある程度広い/腫瘍の大きさが小さめで、他の臓器との癒着や合併症がない/下腹部の手術の経験がないことが挙げられます。)

○非観血的手術… 長所=子宮自体を摘出する必要もなく、筋腫部分だけを摘出するわけでもない…放射線によって筋腫部分を照射する手術法→お腹に傷が残らないばかりか、痛みもほとんどありません(日帰り治療が可能)。 短所=筋腫の再発の可能性/放射線被爆や卵巣機能の低下…そして症例数も少なく、子宮筋腫に対する効果も不確実です(新しい手術法のため)。 私たちが子宮筋腫の手術を考える時、上記に明記した「長所―短所」を理解したうえで判断しなければなりません。 手術後、「やっぱり、この手術にすれば良かった」と悔やんでも…取り返しが付くことではありません。

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